小石川の鉄道班のへや

小石川中等教育学校物理研究会鉄道班の公式ブログです。

2021年度が終了しました

去る3月18日、修了式が行われ、2021年度は終了しました。今回は、2021年度の鉄道と、鉄道班の歩みを振り返っていきたいと思います。

鉄道に関する面では、最近のダイヤ改正が大きなイベントだったと思いますが、個人的に大きかったと思うのが、早くも2か月後には、都営三田線に8両編成の列車が走るようになるということが発表されたことです。相鉄線との直通運転を1年後に控え、8両編成の列車を走らせるということが公的に発表されました。8両編成の列車が走るようになることで、混雑の大幅な緩和が期待できるほか、着席する機会の向上も見込まれるため、個人的に大きく期待しています。小石川の地元を走る路線でもあるので、今後も動向を観察していきたいと思います。

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8両編成の新型車両・6500形の様子

鉄道班の方も、振り返っていこうと思います。

本年度の始まりは、新入生勧誘、歓迎でした。2021年の3月まで続いた緊急事態宣言が尾を引いており、かなり準備する時間は少ない中での開催となりましたが、1人の新入部員を獲得しました。(3人来たはずだけどあとの2人はどこに行ったのか…)今年も新入生勧誘があるので、昨年度よりも多くの部員を獲得するべく、考えていこうと思います。

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新入生歓迎の1枚から(常磐線スペシャル)

4月の末には、3回目の緊急事態宣言が発令されました。鉄道模型コンテストに向けて、用意をしていこうということになった中での発令で、これが、鉄道模型コンテストに向けた製作時間が減少する大きな要因だったと思います。4月末の時点での模型の様子は、こんな感じでした。

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4月末の時点での模型

まだ完全なる更地の状態で、これが実質3か月もないくらいの時間で完成品になったというのが今でも信じられません。

5月末、鉄道班に活動の許可が下りました。5月のうちから少しずつ製作を進めていた人はいたので、多少は進んでいましたが、それでも完成には程遠いありさまでした。

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5月末の様子。まだ基礎がむき出しの状態です。

しかしながら、その後も20日くらいは緊急事態宣言が続いたため、製作が進んだと言ってもたかが知れています。期末考査も入るので、7月に入っても、まだ完成とは程遠い状態でした。

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6月末の様子。まだまだ全然ですね。

期末考査が終わり、4回目の緊急事態宣言が発令されましたが、鉄道模型コンテストが「大会」に相当することから、活動が許可され、どんどん進めていきました。

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7月中旬の時点での様子。それっぽくはなったかな…

これが7月中旬の時点での様子で、この頃、物理研究会全体での総会が開かれましたが、現状を報告したところ、これは完成するのかと心配されました。

夏休みを迎えます。夏休みは、活動日をフル活用して、製作に一意専心します。普段より時間が多めにとれることもあって、かなり高速で作業が進んでいた印象でした。

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7月末の様子。周囲の片付けをすることもなく、ひたすら進めます。

完成に近いように見えるかもしれませんが、一部の建物は既製品を仮に置いているだけなので、実際はまだまだです。ただ、家ができてきたことで、以前よりはかなり完成に近づいた印象です。

8月中旬、お盆休みが入るので、暫く活動はできなくなりますが、その前の様子はこんな感じです。

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お盆前の様子。だいぶ完成には近づいてきました

空地が残るのが気になりますが、何とか完成には間に合いそうです。

そしてコンテスト前最後の製作日、ついに作品が完成しました。

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完成した作品

これでコンテストに出場するも、結果は努力賞止まりでした。今年度は反省点を生かしつつ、よりよい作品をつくるべく、注力していこうと思います。

さて、コンテストの終了でゆっくりしている暇はありません。9月には学校の一大行事、創作展が待ち構えています。それに向けた準備を進めないといけません。さらに、この時点で、動画を用いた形での開催となることが確定していました。そこで、やる内容として、とりあえずいつものジオラマ展示をやってみることにしました。

まずは鉄道模型コンテストに出した作品を置いてみます。

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作品を置いていた下の部分、実はこんな構造になっていました。

電源装置の使い方がどう考えても間違えている気がしますが、あまり細かいことは気にしないことにします。

それで仮に組んだレイアウトがこちらです。

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仮に組んだレイアウトの様子。

これにさらに内部のローカル線を加えると、今年幾度となく掲載したあの写真になります。

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これを用いて鉄道模型の世界を紹介する動画をつくり、さらに、鉄道写真編も製作。エンタメ企画として鉄道クイズも入れて、動画を製作しました。編集もなかなか大変でした。

さて、ようやく怒涛の繁忙期が終わり、閑散期に入ります。ちょうど緊急事態宣言も解除となる見込みであったため、ここからは、鉄道に関する発表、そして班誌の作成などを進めていきます。

10月、班誌(第1号)が完成しました。この内容は、ブログの記事として少しづつ公開しています。一般に向けて頒布できなかったのが残念ですが、第2号こそは、一般向けの頒布もしたいと思います。

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印刷された班誌

※班誌第2号はまだ印刷されていません。

また、10月末には旅行も実施できました。関東を一周する大回り乗車の旅行で、3月のダイヤ改正で引退する相模線の205系にも乗車できました。

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相模線205系

その後は班誌第2号の執筆をしたり、鉄道模型コンテストのことを話し合ったりして、現在に至ります。(手抜きというわけではなく、単純にこれくらいしかやったことがないからこうなっています。)

 

今年度も、鉄道班では多くの制約が伴う中、活動してきました。来年度も、暫くはこのような状況が続くと思います。しかしながら、その中でできることを、やっていくということ、そして、このような状況だからこそできる、新しい活動にも目を向けること、この2点を大切にして、来年度も活動していきたいと思います。このブログをご覧の皆様、来年度も鉄道班をよろしくお願いいたします。また、十分にご自愛の上、来年度をお迎えください。そして、新・小石川生の皆さん、ぜひ鉄道班へお越しください。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。